FC2ブログ
Gallery

子供のころよく遊んで貰いました   シオカラトンボ

今回はあらためてトンボの代名詞とも云える一番身近なシオカラトンボをUPします、
子供のころ、学校から帰ってくるとムギワラトンボを捕まえては木綿糸に結んで飛ばせ、♂を誘ったのを思い出します、いつもFieldで眼にしても特に拘ることのないくらいポピュラーな種ですがとても良く似た種が数種いてあらためて違いを聞かれると返事に困ったこともあります、似ている種にはオオシオカラトンボ、コフキトンボ、シオヤトンボ、シオカラトンボの4種です、これらの種は生息域も重なるので是非この機会に識別を覚えておこうと思っています

和名:シオカラトンボ トンボ科 アカトンボ亜科
  学 名:Orthetrum albistylum
  前翅長: 49~60 mm
  時 期: 4月~11月ごろまで見られる
  分 布: 北海道・本州・四国・九州・沖縄
  特 徴: *腹部の3節から細く長いのが特徴
       *複眼の色、♂は青色で♀はハッキリとした緑色をしています。
      *腹部 第7~10節は確実に黒色。
      *黒い部分の範囲が多ければシオカラトンボだと思っていいでしょう。
      *オスも未成熟な間は、メスと同じような体色をしている。
 生息域: シオカラトンボは他のトンボたちよりも見られる環境が広範囲です。
     つまり、それは高い適応能力を持っているという証拠で開けた平野部の流水・止水域に生息しています。


    ♂腹部第7~10節の黒色がPointです


    ♂複眼のブルーーが目立つ、識別Pointの一つです




    成熟度が進むと老熟個体となり全身に白い粉を吹いてきます


未熟なオスは胸部が黄褐色に近い色をしているのでメスと同じようにムギワラトンボと呼ばれる事もあります。


    腹部第3節まで太く第4~第10節までは細くなっているのが特徴です。




    この個体は♀(ムギワラトンボ)ですが♂♀識別のPointは尻毛と呼ばれる、尾部の先端の形状で見極めます


    飛翔するシオカラトンボのペア個体


    シオカラトンボの連結個体
                                   撮影地; 舞岡公園ほかにて  2020.Jun 15~
   Nikon Z50 + Z NIKKOR DX 50-250mm f / 4.5-6.3 VR
                                 
                       パピリオの鳥ロマン+α
     野鳥にご興味がお有りでしたらこちらのBlogも覗いてみて下さい、宜しくお願いしますm(__)m
スポンサーサイト



最も美しい赤トンボといわれる     ミヤマアカネ

和名:ミヤマアカネ トンボ科 アカトンボ亜科
  学名:Banded Darter
  前翅長: 32~39 mm
  時 期: 6月~12月ごろまで見られる
  分 布:北海道・本州・四国・九州
  特 徴:翅、先端部より少し内側に褐色の太い帯を持つアカトンボです
      平地、山麓、丘陵地で見られ、池や田、ゆるい流れなどで発生する。
●成虫は生涯を通じて羽化水域からほとんど離れず、未熟個体は川のすぐそばの空き地や水田・山の斜面でも見られる。

ミヤマアカネは特に珍しい赤トンボではありませんが関東でも減少傾向にあります、よくミヤマアカネは日本でいちばん美しいアカトンボと云われており、翅の縁紋内側にある褐色の太い帯と、翅脈まで色づくのが特徴です
ミヤマアカネの♂が最も美しく見える時期は、9月下旬から10月末までの間でこの時期のミヤマアカネ♂は、体全体が赤くなり翅の縁紋も綺麗なピンクに染まりとても綺麗です。
秋深まる頃のミヤマアカネ(♂)の円熟した美しい姿を見て頂ければ納得していただけるでしょう。

●形態は1年1世代型で卵で越冬します。 羽化は初夏~秋口にかけてランダムに羽化し成熟個体は夏~秋にかけて活発に
 活動します。
【6月中旬】から出始め、♂♀共その頃は多くのアカネ属と同様に体が薄橙色をしていますが翅の途中に茶色の帯がある
        のでミヤマアカネと直ぐに同定できます、この時期は、翅の縁紋が真白です。
【8月】は少しずつ♂♀共、色合いが変化してきますがまだ一見、似ているので判別は腹部先端の形を見るのが確実です。
【9月】ミヤマアカネ の♂は頭の一部と腹部が赤くなって、胸はまだ茶色ですが翅の縁紋が薄桃色になってきて
       腹部が赤くなり始めます、この時期から更に赤くなりはじめます。
【10月】ミヤマアカネ♂は胸まで赤くなってきます、翅の縁紋はピンク色で♀は体の色が茶色になってきます。
       中旬:ミヤマアカネ の♂は体 全体が赤色となり翅の縁紋も真赤になります。


  ♂成熟個体:頭から腹端まで真っ赤に色上がりして、さらには縁紋までもが赤くなってとても綺麗です。




   これを撮影した場所は通い始めて3年目になりますが昨年は大きな台風等でダメージがあったのか今年は例年になく発生     が少なかったように思います。














   この♀は身体に粉を吹いているので熟女?かもしれません(^_-)


   ♀:成熟すると腹部下面に白粉を生じる。縁紋は白で腹部第8・9節上部に黒色斑が見られます、尾部付属器は白。




   エリア内の用水路で水深はあまり無いのですが子孫を残そうと必死に産卵行動しているところです


  同じく用水路内で連結産卵しているシーンですがこの後、水路は干上がってしまうのでトンボながらいじらしくなります。
  ★ 2020年は8月中旬から同場所で観察し始めたため、♂♀の発生時から未成熟時を見落としているので来期はしっかり
    観察したいと思っています。
                                   撮影地; 相模原市緑区  2020.Nov15 (最終)
   Nikon Z50 + Z NIKKOR DX 50-250mm f / 4.5-6.3 VR
                                 
                       パピリオの鳥ロマン+α
     野鳥にご興味がお有りでしたらこちらのBlogも覗いてみて下さい、宜しくお願いしますm(__)m

トンボはややこしいが面白い!!    コフキトンボ

和名:コフキトンボ   トンボ科  コフキトンボ属
  学名:Deielia phaon
  前翅長: 37~48 mm
  時 期: 4月~10月ごろまで
  分 布:北海道・本州・四国・九州・沖縄
  特 徴:やや小型のトンボで♂、♀とも成熟するとまるで粉をふいたように白い粉で覆われる事から「コフキトンボ」と
     名付けられました、未熟なうちは地の色は黄褐色で黒い筋が多く見られます。翅の色はほぼ透明です。

● コフキトンボは識別する際、よく見間違うのがシオカラトンボ、オオシオカラトンボですので以下に識別Pointを上げまし
 たので参考にされて下さい(自分用)
*複眼の色が深い水色をしたシオカラトンボと異なり、コフキトンボはかなり濃い褐色で♂は成熟してくると複眼が黒化する。
*本種は♂♀共、胸部に複雑な模様があることなどから見分けがつく。
*突き出た枯枝などに良くとまる傾向がある。
*このトンボは、止まった状態で翅を下げることがありません。
*コフキトンボは、未成熟個体、成熟個体、そして双方の雌雄が同じ場所で生息するという極めて珍しい生態を示し、通常
 雌雄は羽化後には分かれて生息したり、かなりの距離を移動するのですが本種はそれが殆ど無く、たとえばA地点にいる
 コフキトンボは間違いなくA地点生まれた個体と云われています。
*♂♀の確実な識別は尻尾の先端を見ると確実に識別がつきます、ザックリ云うと♂は先が細くてストレートで♀は僅かに
 下に曲がっている(web図鑑を参照方)


   成熟 ♂    オスは尾端の上付属器が構造上、尖って見えるのでメスと区別がつく。


   成熟 ♂  複眼の色が濃い褐色から黒色になってきている


   ♀ 通常型   尾毛の形状に注目します




    ♀ 未熟タイプ

06オビトンボ型DSCX_6462_27841
     美しい♀のオビトンボ型

07オビトンボ型DSCX_6431_27810
  ♀は♂とは胴体の色が異なり、全体的に麦わら色で翅の先端の近くに暗褐色の帯があり、ミヤマアカネによく似ており
  「オビトンボ型」と呼ばれている

08オビトンボ型DSCX_6399_27778
  この珍しいオビトンボ型は北海道では出現率が90%、関東で10%、南西諸島では皆無とされています。
  近年関東地方での出現率が激減しており、恐らく3%未満の出現率だと思われます。

08オビトンボ型DSCX_6399_27778
下の産卵している♀とオビトンボ型♀を比較すると全く別種と見間違えやすいので要注意。


  ♀の産卵シーン  

                                   撮影地; 横浜市港北区  2020.June .03
  NIKON D500/NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

                                 
                       パピリオの鳥ロマン+α
     野鳥にご興味がお有りでしたらこちらのBlogも覗いてみて下さい、宜しくお願いしますm(__)m

キタテハ あるある     キタテハ

和名:キタテハ   タテハチョウ科 タテハチョウ亜科
  学名:Polygonia c-aureum
  前翅長: 22~34 mm
  時 期: 3月~11月ごろまで
  分 布: 本州・四国・九州・北海道
  特 徴:キタテハは黄色地に黒い紋があるタテハチョウで夏型と秋型の2タイプある
  【夏型】翅の色はくすんだ黄色で、縁や斑点が黒っぽく秋型よりも丸みがあります。
  【秋型】翅の色は鮮やかな山吹色で、黒い斑点も小さく翅の形が夏型よりも鋭くなり
       翅の裏面は枯れ葉模様になります。
  幼虫食草:クワ科のカナムグラという植物の葉を食べて成長をします。

キタテハの夏型、秋型は幼虫時代の日照時間で決まるそうです、これは桜の開花時期が決まる要因でもあります。目安として日照時間が13時間以上が「夏型」、13時間以下が「秋型」になります。夏型、秋型は羽の模様が異なるだけでは無く活動も全く違います。すなわち、夏型は発生後すぐに産卵し、これが育って秋型になります。一方秋型は成虫で越冬し、翌年春産卵します。そこで13時間という日照時間によって、別物といってもよい生物になってしまうわけです。 (web内 記事引用)


     キタテハ 「秋型」


     秋型はオレンジ色が強い








     秋型の特徴でもある翅縁がギザギザである(夏型は丸みが強い)

                               撮影地; 神奈川県横浜市新横浜公園  2020.Oct.04
   Nikon Z50 + Z NIKKOR DX 50-250mm f / 4.5-6.3 VR

                                 
                       パピリオの鳥ロマン+α
     野鳥にご興味アサギマダラがお有りでしたらこちらのBlogも覗いてみて下さい、宜しくお願いしますm(__)m

今年は個体数が少ないような・・・・   ウラナミシジミ

今日(10/31)の朝は関東でも10℃近くまで冷え込みましたがお昼前後は北風も収まり、気温も20℃近くまで上がりました、いつも出掛けるfieldにはまだまだウラナミシジミが多数飛んでいましたが飛び回っているばかりで産卵行動は見られませんでした
よく耳にすることですが晩秋遅くまで見かけるも♀蝶が幾ら頑張って産卵しても孵化した幼虫が食べる食草??がその時期には無くなってしまいます、食草と云っても主に葉を食べるのではなく花蕾を食べるので当然ありませんし、孵った幼虫は低温で死滅してしまうと云うのが正しいようです、こればかりは非情ですが生の宿命というか摂理です。

和名:ウラナミシジミ   シジミチョウ科 シジミチョウ亜科
  学名: Lampides boeticus
  前翅長: 13~18 mm
  時 期: 7月~11月ごろまで
  生息環境:関東でも11月中旬ごろまでは飛んでいるのを見たことがありますが
       越冬は出来ないと思われます。
  分 布: 本州・四国・九州・沖縄・(北海道)
  幼虫食草: ソラマメ、エンドウ、ハギ類など、マメ科植物の花や若い果実を食べる。


     成虫は秋口にかけて北上傾向にありますが定着するための幼虫の食草が悲しいかな育つ環境がありません。


     ウラナミシジミ♂ 開翅    綺麗ですね


     ウラナミシジミ♀ 開翅    ♀は暗褐色が広く後翅白く縁取られた黒点列が目立つ


     コセンダングサで吸蜜    裏翅が茶色と白の縞模様が何とも云えず美しい。


     交尾行動 ペア
                                  撮影地; 神奈川県相模原市  2020.Oct.16
   Nikon Z50 + Z NIKKOR DX 50-250mm f / 4.5-6.3 VR

                                 
                       パピリオの鳥ロマン+α
     野鳥にご興味アサギマダラがお有りでしたらこちらのBlogも覗いてみて下さい、宜しくお願いしますm(__)m